ほいっぷ

Aromantic Asexual A-spec 一人の全ての人

夜は良い

夜が更けてきました。更ける、というのはどうも真夜中に近くなるという意味らしいので、真夜中を過ぎてしまった今は「夜更け真っ只中」というべきなのでしょうか。

 

夜中はいいですね。静かで。テンションが上がります。

 

テンションが上がるといっても、一人でパーリーピーポーするようなテンションの上がりようではなく、なんとなく目が冴えて、頭がすっきりして、妙に心が落ち着くという意味です。コンディションが最高にちょうどいい。

 

こういう時は無性に、映画やドラマやアニメを観たくなる。何みようかな、でも先にお風呂入んないとな、と思いながら今これを書いています。

 

私は普段、昼日中に仕事をするという正気の沙汰ではない行動をとっているので、土日もちゃんと寝ないとリズムが崩れて月曜日に痛い目をみるとわかってはいるのですが、深夜に映画やドラマやアニメをみるとものすごく集中できるんですよね。物語の中にスッと入り込んでいける。

 

日中でも集中できる時はできるんですが、「(昼なので)なんでもできる」という余裕が悪さをして、いろいろ考えちゃうことがあります。「あれもできる、これもできる、なのになんで今映画を見ているんだ、他にいろいろやれることがあんだろ」とか思っちゃう。

 

でも夜はなーんもできない。いや、「何もしなくていいよ」と言われているような気がする。ていうか自分で言ってる。昼間は「やらなきゃいけないことが山ほどあんだろ」とプレッシャーをかけまくってくる自分が、夜になると「まー夜だしね」しか言わなくなる。「勉強しなくてもいいの?」「まー夜だしね」「読まなきゃいけない本があるんだけど」「まー夜だしね」

 

大人になってから、映画やドラマを集中して見れなくなってしまいました。物語の中にすっぽり収まってしまうような感覚を、あんまり味わえなくなってしまった。

 

理由はいろいろありますが、でも夜中ならなぜかスッと入っていける。いろんな人になりきって、作り物の世界で遊ぶことができる。至福の時間です。だからやめられない。夜更かしは体によくないんだけどね。

 

とりあえずお風呂に入って、それから何かを見るかおとなしく寝るか、決めようと思います。

 

グッナイ!