ほいっぷ

Aromantic Asexual A-spec 一人の全ての人

ツボ

先日はこちらを読みました。

cir.nii.ac.jp

 

テキストマイニングってなに?」という感じですが、でも面白かったです。私は実証研究なんてものはやったことがないのでよく分かりませんが、14人って少ないなぁ......(という部外者の感想)。

 

それはともかく、内容が面白そうだったので読んでみたのですが、これが別方向に面白くてですね......。電車の中で読んでたんですけど、途中で笑いが込み上げてきて危なかった。要約の時点ですでに危うかったのだけれど、14,15ページに差し掛かった辺りで

 

「あかん、わろてまう」

 

と思ったので急いでスマホをズボンのポケットに仕舞い、しばらく流れる地下鉄の景色を眺めてやり過ごしました。ふぅ。

 

何がそんなに面白かったのかと言いますと、これね、本題は「インタビューをしてどういう言葉が共通して多く出てくるかな」っていう話なんですけど(詳しいことは読んでね)、途中でそのインタビューの内容(の一部)が出てくるんですよ。それも『自認前後の語り』を。口語そのままで。こんなん面白くないわけがな(

 

 

 

......まぁね。人によってはあまりいい思い出ではないかもしれないし、あんまり笑ってもいかんかなと思わんでもない。でもやっぱりね、同じような経験談って読んでると笑ってしまうんですよ。「インタビュー受けた覚えないけどな?」ってなるくらい、思い当たる節がバンバン出てくる。笑いなしでは読めません。

 

自分でも「今だに?」と思いますが、今だに笑えます。特に自認の経緯とか、自認直後の迷いとか。多分このネタで一生笑える(ネタとか言わない)。

 

全部が全部笑えるわけではないんですけどね。特にアセクシュアルパートはパートナー絡みの話が多いので「ほー」と思いながら普通に読んでました。あと個人的に、アセクシャルよりもアロマンティックの方が強い思い入れがあるんですよ。思い入れって言っちゃうとちょっと違うかな、より結びつきが強いというかね。だからアロマンティックの自認前後の語りの方が..................えっと、その、興味深かったです。

 

これと同じことは『ママにはならないことにしました』という本を読んだ時にも起きまして。こちらは子どもを持たないという選択をした17人にインタビューをした内容をまとめた本なんですが、なんかもう「全員私なのでは?」と思うくらいで、それが面白くて明け方の4時半までゲラゲラ笑いながら読んだんですよ。いい思い出。

 

そんなこんなでまたこんな時間になってしまいました。まだお風呂にも入ってない......。明日は早く寝れるように頑張ります。